現職と新人の一騎打ち 山形県大石田町の町長選挙 167票差で無所属・新人の庄司中氏(45)が初当選
現職と新人による一騎打ちの選挙戦となった大石田町長選挙は5日、投開票が行われ、新人の庄司中さんが167票差の接戦を制し初当選を果たしました。
開票結果は新人で醸造会社社長の庄司中さん(45)が2232票、再選を目指した現職の村岡藤弥さん(63)が2065票でした。
初当選を果たした庄司さんは5日夜、選挙事務所で支援者らを前に「多くの町民に支えられて当選することができた。子育て支援や教育、奨学金制度を充実させ、みんなが明るく元気で楽しいと思えるまちづくりをしていく」と決意を述べました。
庄司さんは大石田町の前の町長、庄司喜與太さんの長男で、ことし9月に出馬の意思を固めました。選挙戦では0歳児からの保育無料化など子育て支援の充実や地元企業の販路拡大、企業誘致による雇用拡大などを公約に掲げ訴えました。
投票率は79.52パーセントで、選挙戦となった12年前(83.63パーセント)と比べて4.11ポイント低くなりました。庄司さんの新町長としての任期は11月13日から4年間です。