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「政権交代を」夏の参院選 立民が甲府市議の擁立決定 野党候補の一本化が焦点 山梨

2025年1月7日 20:32
「政権交代を」夏の参院選 立民が甲府市議の擁立決定 野党候補の一本化が焦点 山梨

 年が明け、夏の参院選に向けた動きが加速しています。立憲民主党県連は7日、山梨選挙区に甲府市議の藤原伸一郎氏の擁立を決めました。

 7日に開かれた自民党県連の新年互礼会。県連会長で自ら3選を目指す現職の森屋宏参院議員は派閥の裏金問題を念頭に党への信頼回復に協力を呼びかけました。

自民党県連会長 森屋宏 参院議員
「国会議員のレベルで起きた問題に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。もう一度有権者の皆さんの信頼を取り戻していく努力を地道に強く続けていきたい」

 一方、立憲民主党県連は7日の会合で、甲府市議の藤原伸一郎氏を擁立する方針を決めました。

 藤原氏は現在46歳で、甲府市議は3期目です。

立民県連が参院選に擁立 藤原伸一郎 甲府市議
「今回(立候補の)話を受けて、立場変われど地域意見や厳しさを発揮できれば。政権交代を果たせるように取り組んでいきたい。強い気持ちを持ってこの戦いに臨んでいきたい」

 一方、野党では国民民主党県連も候補者の擁立作業を進めています。

 こうした中、立民と国民、両県連の最大の支援組織、連合山梨の窪田清会長は双方の関係者も出席した新年の集会で、政党間の候補者調整の必要性を訴えました。

連合山梨 窪田清 会長
「山梨選挙区の候補の当選をなんとしても果たさなければならない。山梨という1人区での選挙区での戦い方には全国的にも課題が多い。今後県内の政党ともしっかり調整しなければならない」

 夏の参院選を巡っては共産党県委員会も候補擁立を検討していて、今後は野党間で候補者の一本化が図れるかが焦点となります。

最終更新日:2025年1月7日 20:32
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