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富士吉田市 富士スバルラインで自動運転電気バスの実証実験へ 県の登山鉄道構想をけん制か 山梨県

2024年3月8日 19:56
富士吉田市 富士スバルラインで自動運転電気バスの実証実験へ 県の登山鉄道構想をけん制か 山梨県
富士吉田市などは、富士山5合目に向かう富士スバルラインで自動運転電気バスの実証実験を行う方針を固めました。県が進める富士山登山鉄道構想を牽制する狙いもあるとみられます。

関係者によりますと、実証実験は富士山の麓と5合目をつなぐ富士スバルラインで実際に自動運転の電気バスを走らせ、安全性や動作性などを確認するものです。

夏山シーズンが終わる今年秋にも実施する方針で、富士吉田市が市街地で進める自動運転電気バスの導入にも弾みをつけたい考えです。

一方で、スバルラインは県が進める富士山登山鉄道構想のコースと想定されています。

県の構想に反対する富士吉田市は電気バスの導入を主張していて、関係者は「5合目への輸送が電気バスで十分だということを実証していきたい」と話しています。
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