去年の「児童虐待」検挙件数2181件で過去最多更新 「リベンジポルノ」相談件数も最多
去年、児童虐待の疑いがあるとして全国の警察が検挙した件数は2181件となり、過去最多となったことがわかりました。
警察庁によりますと、去年の児童虐待事案の検挙件数は2181件となり、過去最多を更新しました。
同様に、全国の警察が児童虐待の疑いがあるとして、児童相談所に通告した18歳未満の子どもは11万5762人と過去最多となり、2004年以降初めて11万人を超えました。
また、交際中に撮影した裸の写真などを流出させる、いわゆる「リベンジポルノ」に関わる相談件数も過去最多で、被害者は20代以下がおよそ7割をしめ、中には9歳の女子児童が被害にあった事案もありました。
警察庁は、件数が増加したことについて「認知が進み、通報がしやすくなったこともある」としています。