宮崎市で約70年前に開業した「青空ショッピングセンター」が先月、突然倒壊し、建物の一部が道路にせり出し交通の妨げになっていたため、市は3日、撤去に乗り出しました。

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3日朝、宮崎市の商店街にある崩れた建物の前には、多くの工事関係者の姿がありました。

工事関係者
「これより支障となっている『ひさし』、および工作物について、道路法に基づき除却工事を始めます」

市が始めたのは、斜めにかたむき、ひさしや外壁などが道路にはみ出すほど倒壊した建物の一部の撤去です。

「青空ショッピングセンター」は約70年前に開業し、商業の中心地だったといいます。今では当時の面影はなく、一部の建物は老朽化もみられます。

危険性が懸念される中、この建物は先月、突然倒壊しました。一部は道路にせり出し交通の妨げになっていたため、市は撤去に乗り出したのです。

次々と取り除かれていく様子に、隣の店の人は「道路にはみ出ていたので、市民にだいぶ迷惑かけたと思う。その点はありがたい」と話していました。

撤去作業は、台風の接近もあることから早めに対応し、終了したということです。