自転車の交通違反 反則金納付の「青切符」導入視野に有識者検討会へ
警察庁は、自転車の交通違反に対し、反則金を納付する「青切符」を導入することも視野に有識者検討会を開くことを決めました。
近年、自転車利用のニーズが増え自転車と歩行者の事故が増加する中、警察庁は、より良い自転車の交通秩序を実現するため、新たに有識者検討会を開きます。
検討会では、交通安全教育のほか、自転車の交通違反の取り締まりの方法についても検討されます。
自転車の取り締まりでは、現在、刑事罰の対象となる「赤切符」のみを交付していますが取り締まりに時間がかかるなど問題があるため、今後、自動車のように反則金を納めれば刑事罰の対象にならない「青切符」を交付する交通反則通告制度を導入することも視野に検討してもらうということです。