自転車“悪質違反”取り締まり強化 刑事罰対象の「赤切符」積極的に交付へ
自転車の悪質な交通違反について、東京都内で31日から取り締まりが強化されるのに合わせ、警視庁が公開取り締まりを行いました。
豊島区の池袋駅近くの交差点では、31日午前10時から警察官が自転車の利用者を呼び止め、交通ルールを守るよう呼びかけたほか、信号無視や道路の右側走行など違反が確認された利用者を指導しました。
都内では自転車が絡む事故が相次いでいることから、警視庁は31日から、重大な事故につながりかねない「信号無視」や「一時不停止」など4つの違反について、これまでは「警告」でとどめていたケースでも刑事罰の対象となる「赤切符」を積極的に交付し検挙するということです。
警視庁は悪質な違反への取り締まりを強化し、自転車による事故を減らしたい考えです。