“ネット人気”石丸氏「政治屋を一掃」 “保守”田母神氏 若者にアピール 現職にどう対抗?【注目候補の選挙戦】
◇
28日朝、雨が降る中、大勢の人が見つめる先にいたのは、広島県安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(41)です。
安芸高田市 前市長 石丸伸二氏
「雨にも負けず、風にも負けず、組織票にも負けず、そんな都知事に私はなりたい。石丸伸二です」
「政治屋の一掃」を掲げ、都知事選に“初挑戦”した石丸氏。4年前、地元・安芸高田市の市長に就任し…
安芸高田市 石丸伸二市長(当時)
「恥を知れ!恥を!という声が上がってもおかしくないと思います」
“歯に衣(きぬ)着せぬ”発言などで注目され“バズる市長”として話題になるなど、ネット人気が強みです。
教育分野に年間100億円投資することや、少子化問題の解消などを訴える石丸氏。“リアル”な支持も広げていけるのでしょうか?
◇
そして、もう1人。
元航空幕僚長 田母神俊雄氏
「田母神俊雄です。私は、本当にいい人なんです」
「私は本当にいい人なんです」
自らを「いい人」と連呼し演説するのは、田母神俊雄氏(75)。
前職は約5万人の隊員を束ねる航空幕僚長です。
戦前の教育規範とされた「教育勅語」の復活を公約に掲げる田母神氏ですが、25日に向かったのは、ホストやキャバクラの店員など約80人が集まる演説会。
元航空幕僚長 田母神俊雄氏
「若い人の実質所得を増やさないと」
若者向けの公約もアピールしました。
元航空幕僚長 田母神俊雄氏
「最後は人間力。どれだけ多くの人が私に協力してくれるかという能力が大事」
◇
都知事選には現職の小池百合子氏、前参議院議員の蓮舫氏のほか、ご覧の方々も立候補しています。
(6月28日放送『news zero』より)