×

「風流踊」盆踊りや念仏踊りなど41件対象 ユネスコ無形文化遺産に登録決定

2022年12月1日 18:55

盆踊や念仏踊りといった、「風流踊」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まりました。

「風流踊」は歌や笛、太鼓などの囃子に合わせて踊る、各地の歴史や風土に応じて伝承されてきた民俗芸能で盆踊や小歌踊、念仏踊りなど、41件が対象です。

衣装や持ちものに趣向をこらし笛や太鼓で、はやし立てはなやかに踊ることにより、災厄をはらい、安寧な暮らしがもたらされることを願うという共通の特徴をもち、先月28日からモロッコで開催されているユネスコの政府間委員会で登録が決定しました。

今回の登録は、2009年に無形文化遺産として登録された神奈川県の伝統行事「チャッキラコ」の拡充として扱われるため国内の無形文化遺産の登録数は22件目のままとなります。