◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022（11月20日～12月18日）

JX通信社が現地時間1日に行われるグループEとFの試合について、AIシミュレータを用いた勝敗確率を発表しました。

◆グループE
グループEは4チームとも突破の可能性を残す状態。予測では1位のスペインが2位の日本に58％の確率で勝利すると予想し、また同グループの3位コスタリカ対4位ドイツでは、56％の確率でドイツの勝利を予想しています。

これを基にすると、最も高い可能性はスペインが勝ち点7で1位通過、ドイツが勝ち点4で4位から2位にジャンプアップし突破するとみられています。

◆グループF
ここまでまさかの3位とグループステージ敗退の危機にあっている優勝候補のベルギー。最終戦は1位クロアチアとの一戦ですが、ベルギーの勝利:44％、引き分け:21％、負け35％と予想。ベルギーが勝利する確率がやや高く見込まれています。

ベルギーに大金星をあげた2位モロッコは、すでに2敗で敗退が決まっているカナダとの対戦。55％の確率でモロッコが勝利すると予想されています。

この予想によると、モロッコが勝ち点7で1位通過、ベルギーが勝ち点6で2位通過し、クロアチアのグループリーグ敗退の可能性が最も高いとしています。

前日のグループD最終戦の結果においては、勝利確率を低く予想されていたオーストラリア(21％)、チュニジア(22％)が予想を覆して勝利。日本代表は決勝トーナメント進出へ、最低でも引き分けが必要となりますが、予想を覆すことができるのでしょうか。注目の日本対スペインの試合は日本時間2日に行われます。

●JX通信社 シミュレーションの方法
過去のワールドカップにおける対戦成績、各国代表チームの能力に関する情報、直近の国際試合での対戦成績を収集し、それらのデータをもとにして試合の勝敗を予測する数理モデルを独自に作成。
直近のけが人に関する情報や対戦相手との相性、選手のコンディションも考慮に入れています。実際の大会プロセスに従い、すべての試合を10,000回ずつシミュレーションすることで、全試合の結果を予測しています。