最大「7000円」補助の“県民割”……今後は? 政府は「延長」と「エリア拡大」検討、「全国拡大」に慎重論も
10日に販売が再開され予約が殺到した「都民割」と異なる対象エリアで、6つの地域ブロック内で使えるのが、いわゆる「県民割」です。6月末までの期限の延長や、より広い範囲での利用が検討されていますが、全国にまで拡大される可能性はあるのでしょうか?
■6つのブロックで使える「県民割」
岩本乃蒼アナウンサー
「『都民割』の対象は、東京都民による都内旅行で、期間は7月31日まで(8月1日チェックアウトを含む)です。25万泊分が用意されていて、10日正午に販売が開始されましたが、既に完売したプランも相次いでいます」
「一方、東京を除く46道府県では、既にいわゆる『県民割』が実施されています。これはその道府県内だけではなく、原則として6つの地域ブロック内での旅行が対象となり、1人1泊最大7000円の補助が受けられます」
「例えば千葉県の県民割の場合、東京都民を除き、関東の地域ブロック内に住んでいる人が利用できます」
岩本アナウンサー
「こうした県民割は6月末までですが、政府内では延長が検討されています。また、より多くの地域で利用できるようにすることも検討されていますが、全国にまで広げることには(新型コロナウイルス)感染の再拡大を心配して、政府内に慎重な意見もあります」
(6月10日『news zero』より)