SNS起因の”児童ポルノ被害”高止まり 「自撮り」で検挙の例も被害の半数以上は日常生活などの投稿がきっかけ
去年、SNSによって知り合ったことで、性被害にあった児童は、全国で1732人となりました。このうち半数以上が、趣味や日常生活についての投稿が被害のきっかけになっていたことがわかり、警察庁が注意を呼びかけています。
警察庁によりますと、去年、ツイッターなどのSNSを通じて、性被害にあった児童は、1732人となり、2021年の1812人から減少したものの、依然として高い水準となっています。
このうち2割程度は「援助交際募集」などと投稿したことから被害にあっていましたが、半数以上は、「趣味」や「友達募集」など性被害と直接関係のない投稿がきっかけとなり、被害にあっていたということです。
また、自身の裸などを「自撮り」して送信する被害が増えていて、「自撮り」の場合は児童自身が、児童ポルノ製造で検挙される事例もあるということで、警察庁は、SNSの適正利用を呼びかけています。