「東京レインボープライド」 約1万5000人がパレード参加
性的マイノリティーの人たちへの偏見や差別のない社会をめざすイベントが東京都内で行われ、多くの人が訪れました。
性的マイノリティーの人たちが、より自分らしく、前向きに生きられる社会の実現をめざす「東京レインボープライド」。今年は「変わるまで、あきらめない」をテーマとして、東京の代々木公園にさまざまな団体や企業などが出展し、多様性への理解を訴えました。
日本テレビのブースでは、お天気キャラクターで多様性の象徴である「にじモ」が、訪れた人と交流しました。
午後には、LGBTQをはじめとする性的マイノリティーの当事者や支援者らが、渋谷や原宿周辺でパレードを行いました。
日本で初めてこうしたパレードが行われてから30周年。21日のパレード参加者はおよそ1万5000人で、当時の10倍以上になるなど社会は変化していますが、参加者は、同性婚が認められないなど課題も多いと訴えていました。