阪急阪神HD・角会長、宝塚歌劇団理事を退任へ 団員死亡問題
宝塚歌劇団の俳優の女性が死亡した問題で、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社「阪急阪神ホールディングス」の角会長が歌劇団の理事を退任する意向であることがわかりました。
去年9月、宝塚歌劇団の宙組に所属する女性が死亡し、遺族側が上級生らからのパワハラを主張したのに対し歌劇団側は、パワハラはなかったとして話し合いが続けられています。
こうした中、歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社・阪急阪神ホールディングスの角会長が歌劇団の理事を退任し、運営から退く意向であることが関係者への取材でわかりました。
この問題をめぐっては、歌劇団側がパワハラにあたる行為があったと遺族側に伝えていたこともわかっていて、角会長は管理体制に不備があった責任をとり遺族側に謝罪する意向です。