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日航機墜落事故から38年 慰霊式は4年ぶりにコロナ前と同様の規模に 群馬・上野村

2023年8月12日 1:05
日航機墜落事故から38年 慰霊式は4年ぶりにコロナ前と同様の規模に 群馬・上野村

520人が亡くなった日航機墜落事故から12日で38年です。群馬・上野村では11日夜、犠牲者をしのび灯籠流しが行われました。

38年前の8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、520人が亡くなりました。

灯籠流しの会場には遺族だけでなく地元の子どもたちも集まり、空の安全の願いを込めたおよそ200個の灯籠が流されました。

地元の小学生「こんな事故起きてほしくないなと思いました」

親戚を亡くした小学生(10)「安らかにしっかり幸せに眠れるようにと願ってここに来ています」

親戚を亡くした女の子(5)「幸せに天国で暮らしてね」

事故で息子を亡くした美谷島邦子さんは遺族の高齢化が進む中、「子供たちを通してまた次の世代に命の大切さを伝えていきたい」と話しました。

遺族らは12日に慰霊登山を行います。また、新型コロナで規模を縮小して行われていた慰霊式も4年ぶりにコロナ前と同様の規模で行われます。