福岡市・私立中学バスケ部“チェーン暴行” 学校が「いじめ対策委員会」開催、全校生徒と面談
福岡市の私立中学校のバスケットボール部で、1年生の男子生徒が3人の上級生からチェーンで手足などを縛られ、暴行を受けた問題です。学校では25日、「いじめ対策委員会」が開かれました。
学校によりますと今月12日、バスケットボール部の練習後、1年生の男子生徒が3人の上級生から数十分にわたり、鉄製のチェーンで手足などを縛られ、顔を平手打ちされるなどの暴行を受けました。
男子生徒は手足などにケガをし、その後、不登校になっていて、警察に被害届を提出したということです。
校長「うちの学校は人間教育をうたっている。一生懸命、学校をつくっている中で、生徒がこういうことをするとは、本当に反省している。指導が行き届いていないと」
学校は25日、外部のスクールカウンセラーなどが参加する「いじめ対策委員会」を開き、今回の問題を「重大事態」とした上で、今後の対策などをまとめるプロジェクトチームを発足させました。25日午後、全校生徒に対して、いじめに関するアンケートや、生徒一人ひとりと面談を行ったということです。
また、学校は27日に保護者会を開いて、今回の経緯と今後の対策を説明する方針です。