横田早紀江さん「何年たっても同じ…しんどい」 林官房長官に切実な思い訴え
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの母・早紀江さんが拉致問題担当相を兼務する林官房長官と面会し、「何年たっても同じ状況なのがしんどい」などと、切実な思いを訴えました。
横田早紀江さんは10日午後、めぐみさんの同級生らとともに、首相官邸を訪れ、林官房長官に解決に向けた対応を急ぐよう改めて求めました。
横田早紀江さん(88)「何かちょっとでも進展しているんだというのが見えないのが、何年たっても同じ状況だということのしんどさというか苦しさというのは、本当に言葉で表せないほどのものです。何とか(被害者)みんなが元気でいてほしいと願っております」
面会で、早紀江さんはこのように述べ、「今年は帰国を是非実現していただきたい」などと、拉致問題について政府の中心的な問題として、取り組むよう求めました。
最終更新日:2025年1月10日 19:14