「防災の日」大内宿でかやぶき屋根を守る放水訓練 福島・下郷町
9月1日は「防災の日」です。福島県下郷町の大内宿で放水訓練が行われました。
宿場町の面影を伝える下郷町の大内宿では、燃えやすいかやぶき屋根を守ろうと毎年「防災の日」に放水訓練をしています。
地元の消防団などおよそ40人が放水に使う道具の点検や掃除をした後、サイレンを合図に一斉に放水し、水圧を確認しました。
大内宿防災会・佐藤一夫会長「素晴らしい観光地を後世にずっと残していかなければならない、僕らには義務がある。しっかり守っていきたい」
訪れていた観光客は、およそ30メートルもの水のアーチに見入り、年に1度の光景をカメラに収めていました。