国交省、JR貨物に立ち入り検査 車輪組み立てめぐるデータ改ざん問題
車輪の組み立てをめぐるデータ改ざん問題で、国土交通省はJR貨物の本社に立ち入り検査を行いました。
JR貨物をめぐっては、車軸1156本で、組み立てる際に、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値内に書き換えるなどの不正が確認されています。
国交省は今月11日からJR貨物の3つの車両所に立ち入り検査を行っていましたが25日、新たにJR貨物の本社に入りました。
ことし7月にJR新山口駅で発生した、貨物列車の脱線事故の原因を調査する過程で改ざんが発覚し、脱線した車両でも不正が判明しています。