今月4日、87歳の誕生日を迎えた北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが16日、都内の集会に参加し、「拉致被害者の家族が元気なうちに解決を」などと訴えました。

横田早紀江さん「めぐみちゃんと一目会いたいと、生きているなら一言おかえりなさいと、『長いことごめんね』とあの子だったら言うような気がしますけど、会いたいなと思います」

拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんは16日、参加した都内の集会で、「絶望のどん底だった。なにも分からなくなってしまいたかった」などと当時の胸のうちを明かしました。

そして、ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢が複雑化していることを懸念しながらも、「今しかありません」「拉致被害者の家族が元気なうちに解決ができるように」などと一刻も早い拉致問題の解決を改めて訴えました。