“デフリンピック”日本代表らが陸上教室
「聴覚障害者の国際的なスポーツ大会(=デフリンピック)」の認知度をあげようと、日本代表選手らが陸上教室を行いました。
26日、埼玉県上尾市で行われたのは、「デフリンピック」の日本代表選手らによる陸上教室です。
「デフリンピック」とは、4年に一度、夏と冬に交互に開催される聴覚障害者の国際的なスポーツ大会で、来年5月にブラジルで開催されます。
教室には、関東にあるろう学校に通う中高生35人が参加し、前回大会の金メダリスト・山田真樹選手や東京オリンピック・400mハードルの日本代表・安部孝駿選手らが講師をつとめました。
参加した生徒「最後まですごく細かく教えてもらえたことが、すごく勉強になりました」
安部孝駿選手「今回初めてでしたけど、次はもっとデフの子たちにとってもいい陸上教室ができると思うので、少しでも力になっていけたらなと」
2025年大会は、日本での開催を目指し招致活動が行われていて、日本デフ陸上競技協会は、「国内のデフリンピックの認知度をあげるため啓発活動を行っていきたい」としています。