成田山新勝寺 年末恒例の「お焚き上げ」
千葉県の成田山新勝寺では、ことし1年間に納められたお札を燃やして御利益に感謝する、年末恒例の「お焚き上げ」が行われました。
成田山新勝寺の「納め札お焚き上げ」は、ことし納められたお札を燃やし、1年間の家内安全や無病息災に感謝するものです。
例年は、山伏姿の僧侶たちが斧や宝剣を用いた伝統的な儀式を行いますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため簡略化され、参拝客にも密にならないよう呼びかけています。お経が響きわたる中、参拝客は静かに手を合わせていました。
正月三が日に多くの初詣客が予想される新勝寺では、消毒液の設置など基本的なコロナ対策を行うと共に、参道にライブカメラを設置してウェブで配信し、参拝者が事前に混雑状況を確認できるようにするということです。