新型コロナウイルスの感染者の急増を受け、後藤厚労相は、「さらなる感染者数の増加も懸念される」としながらも、「現状では、行動制限をかけるというような事態とは思っていない」との認識を示しました。

後藤厚労相「医療提供体制への影響も含めて、注視していく必要がある状況であると認識をいたしております」

後藤厚労相は、新型コロナ感染者が先週より2倍以上に増加している現状について、「さらなる感染者数の増加も懸念される」として、「病床をしっかり確保し準備の怠りがないようにしていく」と述べました。

また、3連休や夏休みを前にした行動制限の必要については、「現状としては、行動制限をかけるというような事態とは思っていない」とした上で、換気などの基本的な感染対策を徹底する必要があるとの認識を示しました。