立山黒部アルペンルートが部分開通
冬の間、雪に閉ざされていた立山黒部アルペンルートが10日に部分開通し、今シーズンの営業が始まった。
10日に開通したのは、富山側が立山駅~弥陀ヶ原、長野側が信濃大町~室堂。立山ケーブルカーの終着点・美女平からは高原バスが運行開始となり、徐々に雪深くなる道を標高1930メートルの弥陀ヶ原まで進む。弥陀ヶ原からさらに先、標高2390メートルの雪の大谷では、今月17日の全線開通に向けて除雪が進められている。
今年の雪の壁は例年並みの15メートル前後となる見込みで、今年も自然が作り出した迫力が楽しめそうだ。