「タイで養子」子ども手当554人分申請
22日、兵庫・尼崎市で韓国人の男性が554人分の子ども手当を申請した。タイで養子縁組をした子どもたちだということだったが、尼崎市は「支給の対象にならない」と受理しなかった。
尼崎市によると、22日に韓国人の男性が市役所の窓口を訪れ、子ども手当554人分(年間約8600万円)を申請した。この男性は554人について「タイの修道院と児童養護施設にいる子どもたちで養子縁組をしている」と話し、タイ政府が発行したという証明書を持っていた。
尼崎市から照会を受けた厚労省は「生計が一緒ではないなど実態が伴っていないため、支給の対象にならない」と判断し、この申請は受理されなかった。