デング熱 感染拡大防止へ対策急ぐ 厚労省
厚生労働省は6日、緊急対策会議を開催。都内の公園などでは蚊の駆除など対策に追われている。
塩崎厚労相「デング熱の感染拡大を防止するために、迅速な対策を講じていくことが必要」
厚労省は、6日朝から東京都や23区、国立感染症研究所などを集めて、緊急対策会議を開いた。会議では、これまでの感染者が発熱の前後に代々木公園以外で蚊に刺されていないかを調べることや、新たに世田谷・目黒・中野・杉並の各区でも人の往来が多い公園で蚊がデングウイルスを持っているか検査し、駆除することになった。
港区職員「渋谷区、新宿区の状況をふまえると、港区でもまず状況の把握をしておかないと」
明治神宮外苑では、6日朝から、港区の職員がウイルスを持った蚊がいないかどうか調べるため、蚊の採集を行った。また、代々木公園のある渋谷区では、隣接する明治神宮やオリンピック記念青少年総合センターで薬剤をまいて蚊の駆除を行うなど、代々木公園に近い地区では6日も対応に追われた。