カジノを含む統合型リゾート（＝IR）について、政府は2029年の開業を目指す大阪府と大阪市の整備計画を認定する方針を決めました。認定は全国で初めてとなります。

岸田首相は、14日朝に開かれたIR推進本部会合で、大阪府と大阪市が提出していた整備計画について認定を行うことを明らかにしました。

大阪府と大阪市の計画では、万博の会場となる人工島の夢洲にカジノや国際会議場を整備し、2029年の開業を目指しています。

岸田首相は「2025年の大阪・関西万博の開催後の関西圏の発展や、我が国の成長に寄与するとともに、日本の魅力を世界に発信する観光拠点となることが期待されている」と述べました。

今後、開業に向けて、カジノ免許の審査などが行われるということです。