原発事故後の稲わら1万3075頭に 宮城
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宮城県が県内産肉牛の出荷停止の解除に向けて行った農家への調査で、1万3075頭の肉牛に、福島第一原子力発電所事故後に集めた稲わらが与えられていたことがわかった。
宮城県は、現在、出荷停止中の県内産肉牛について、国に出荷停止の解除を求めるため、2~5日に県内861戸の肥育農家に対して立ち入り調査を行った。その結果、169戸の農家の1万3075頭に、原発事故後に集めた稲わらが与えられていたことがわかった。
これに加え、3548頭の牛に、畜舎の床に敷かれる「敷きわら」として事故後に集められたわらが利用されていた。