全日空機急降下 乗客4人が体調不良を訴え
6日午後11時前、那覇発羽田行きの「エアーニッポン」が運航する「全日空」140便が、浜松市の沖合上空で突然、バランスを崩し、約1900メートル急降下したトラブルで、乗客4人が首の痛みなど体調不良を訴え、客室乗務員2人が軽いケガをしたという。
全日空によると、トイレから戻った機長を操縦室に入れる際、副操縦士が鍵を開けるスイッチと間違えて機体の姿勢を調整する「方向舵(だ)調整スイッチ」を操作したという。
国交省の運輸安全委員会は8日、羽田空港に調査官を派遣し、機長や副操縦士からの聞き取りを行うなどして詳しい経緯を調べている。