１８日午後に確認された笛吹市・大蔵経寺山の山林火災は、一晩中燃え続け、１９日午後５時現在も鎮火していません。

警察や消防によりますと、笛吹市春日居町鎮目の大蔵経寺山の山林火災は日没のため、１８日午後6時ごろに消火活動を一旦中断し、火は勢いを増して一晩中燃え続けました。


１９日午前6時には自衛隊も加わって、消火活動を再開し、ヘリなどが散水を続けましたが、午後5時現在で鎮圧や鎮火に至っていません。

消防などによりますと、火は東西に500m、南北に700mにわたって燃え広がっていて、およそ35ヘクタールの山林が焼失したということです。


このほか１９日は、北杜市で田んぼの下草を燃やしていた火が、近くの農業用倉庫に燃えうつり壁面などを焼く火事がありました。