大地震想定…首都高で“緊急車両のルート確保”訓練 関東大震災からあさってで100年
来月1日で関東大震災から100年となります。大地震で首都高が多くの車でふさがれたとの想定で、緊急車両のルートを確保する訓練が行われました。
訓練は、首都直下地震が発生し首都高で複数の車両が滞留し通行できない状態となったことを想定して行われました。
4トントラック程度までけん引できる車両などで乗り捨てられた車を移動させた後、道路の継ぎ目にできた段差や隙間に発泡スチロール製の板や土のうを積み重ねて車両を移動させる手順を確認しました。
首都高は、地震発生後24時間以内に消防や自衛隊などの緊急車両が通る車線をいち早く確保するため車を置いて避難する際には、ドアをロックせず鍵を車内において逃げてほしいと呼びかけています。