【解説】感染者「全数把握」どう見直す? 「定点把握」に不安の声も… 新型コロナ
18日、東京都内で新たに2万7453人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1週間前の先週木曜日(11日)より減少していますが、高い水準で推移しています。
感染の拡大で見直しが検討されているのが「全数把握」、つまり「新型コロナ感染者の発生状況をすべて届け出る」仕組みです。第7波の中で医療機関などの負担となっているためで、政府分科会の尾身会長は17日、重症化リスクのある人はこれまで通り把握を続けるとした上で、感染状況を把握する新たな方法を、集中的に議論することを提案したということです。
検討されている感染状況を把握する方法には「定点把握」や、重症化リスクの高い人などに「対象者をしぼる案」などがあります。このうち「定点把握」とは、一部の医療機関が患者発生の報告を行うもので、季節性インフルエンザなどはこの仕組みが使われています。では仮に、この「定点把握」に見直されたら、何が変わるのでしょうか。
感染症・呼吸器疾患が専門で、産業医として職場の感染対策にも従事されている加藤哲朗先生に詳しく聞きました。
※詳しくは動画をご覧ください。(8月18日放送『news every.』より)