関東では1都5県に発表…「乾燥注意報」とは?
4日(水)も日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、日本海側で雪が続く一方、関東など太平洋側では晴れて空気が乾燥しています。
冬型の気圧配置が続いている影響で、関東など太平洋側には山で雪を降らせた後の乾いた空気が吹き込み、空気がカラカラに乾燥しています。
4日午後4時半までの最小湿度は東京都心で27%となっていて、新年を迎えた元日から4日連続で20%台となっています。その他、水戸で29%、前橋で25%、熊谷で23%、さいたまで18%、千葉で30%など、各地で空気がカラカラに乾燥しています。
現在関東では、群馬県を除く1都5県に乾燥注意報が出されています。
■乾燥注意報とは
空気がカラカラに乾燥しているなかでは、喉が痛くなったり風邪をひきやすくなるなど、体にも不調が出やすくなりますが、特に注意が必要なのが火災です。
乾燥注意報は、空気が乾燥していることから災害が起こる可能性が高まっていると予測された時に発表されます。乾燥で起こりやすい災害、つまり「火災が起こりやすくなっているから特に注意をして」という時に発表されるのが「乾燥注意報」なのです。
乾燥注意報発表時は一段と火の取り扱いに注意が必要ですが、
・お出かけや就寝時はキッチンや暖房器具、たばこなどの火の元を必ず確認する
・ストーブの近くに燃えやすい物を置かない・調理中にその場を離れるときはコンロなどの火を必ず消す
・消火器の場所を家族で確認しておく
などの意識と備えを日ごろからして、火の取り扱いをおろそかにしないよう十分に注意してお過ごしください。