成田空港 B滑走路の延伸工事始まる 機能強化へ
千葉県にある成田空港の機能強化に向け、2本ある滑走路のうち長さの短いB滑走路を延伸する工事が始まりました。
19日から始まったのは、B滑走路の延伸予定地を横切る東関東自動車道をトンネル化するため、現在の高速道路の隣に迂回路をつくる工事です。
成田空港では機能強化のため、現在長さ2500メートルのB滑走路を、北側に1000メートル延伸して3500メートルの滑走路にする計画です。B滑走路の延伸のほか、さらに3本目の新しい滑走路もつくる予定で、完成すると年間の発着容量が30万回から50万回に増加するということです。
すべての工事が終わるのは2029年3月の予定です。