お出かけ日和となっている大型連休後半。新潟県長岡市の山古志地区では牛の角突きの初場所が行われ、迫力の取り組みが観客を沸かせました。

1トン近い牛同士が激しくぶつかり合う旧山古志村の伝統行事「牛の角突き」。4日に初場所を迎え、およそ1500人の観客が闘牛場に詰めかけました。

勢子と呼ばれる人たちが牛を囲み掛け声をかけながら取り組みを盛り上げます。牛が傷つかないように引き分けで終わらせるのが山古志の習わし。目の前で繰り広げられる迫力の取り組みに観客は盛んに歓声や拍手を送っていました。

千葉県から来た人「すごい迫力があってびっくりしました」「音もすごい良くて、こんなのが日本にあるんだと思ってすごく感動した」

2004年の中越地震からことし10月で20年。震災を乗り越え山古志に息づく牛の角突きは千秋楽の11月まで続きます。