津波で米に漂着のバレーボール、持ち主判明
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東日本大震災の津波で流されたサッカーボールとバレーボールが漂流し、アメリカ・アラスカで見つかっていたが、サッカーボールに続き、バレーボールの持ち主もわかった。
バレーボールの持ち主だとわかったのは、岩手・田野畑村で被災し、現在は埼玉県で駅員として働いている佐藤詩織さん(19)。
佐藤さん「言葉にならない感じで、『えっ、そうなの』って感じだったのでビックリした。(ボールに)名前が書いてあったっていうのと、見覚えがあるなって。(見つけた人に)感謝の気持ちが一番です。私は元気にやっていますし、こういう話題で少しでも活力になればと思います」
見つかったバレーボールは、小学校のバレーボールクラブを引退する際に後輩から寄せ書きをしてもらったものだという。佐藤さんは「津波で家が流され、思い出の品は写真が数枚と中学校のジャージーしかないため、飾って大切にしたい」と話した。