はしか感染者 全国で少なくとも19人に 厚労省
厚生労働省によりますと、ことし国内で確認されたはしかの感染者は21日時点で、少なくとも19人にのぼったということです。
厚労省によりますと、ことし確認された全国のはしかの感染者数は、21日時点で、19人にのぼったということです。
最も多いのは大阪府の7人、次いで東京都では4人の感染者が確認されているということです。
また、奈良県と愛知県ではそれぞれ2人、岐阜県、兵庫県、滋賀県、京都府ではそれぞれ1名の感染者が確認されています。
はしかは、極めて高い感染力があり、免疫をもっていない人が感染するとほぼ100%の確率で発症する感染症です。
発症すると、39度以上の高熱と発疹などが出るほか、肺炎や中耳炎を起こすこともあります。
厚労省は、「症状がある場合は、医療機関に電話ではしかの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従ってほしい」と呼びかけています。