栃木「芳賀・宇都宮LRT」開業から1か月 利用者数は予測を上回る好調な滑り出し
栃木県宇都宮市と隣の芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(=LRT)が26日で開業から1か月となりました。利用者数は開業効果もあり、事前の予測を上回る好調な滑り出しとなっています。
「芳賀・宇都宮LRT」はJR宇都宮駅前から東側の芳賀町まで全長14.6キロを走る路線で、先月26日に開業しました。
運営会社によりますと、1年目の一日の利用者数について、事前の予測では平日1万2800人、土日祝日の休日4400人と想定されていましたが、開業後1か月の実際の利用者数は、平日は1万2000人から1万3000人と、ほぼ予測通りだったのに対し、休日は1万3000人から2万人と、予測を大きく上回っているということです。
休日は沿線で多くのイベントが開催されたことや“お試し乗車”の利用者が多かったことが要因とみられ、開業効果を維持できるかが課題となりそうです。