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規制委 情報漏えい受け、面会ルール厳格化

2013年2月6日 16:00
規制委 情報漏えい受け、面会ルール厳格化

 原子力規制庁の幹部が公表前の内部資料を事業者に漏らし、更迭された問題を受け、原子力規制委員会は6日、職員と事業者の面会のルールを厳格化することを決めた。

 原子力規制庁・名雪哲夫元審議官は、職員が事業者と面会する際は、挨拶などを除いて「2人以上で対応する」と定めた規制庁の内規に違反し、8回にわたって事業者である「日本原電」と単独で面会し、福井・敦賀原発の断層調査に関する報告書の原案を公表前に渡していたとして更迭された。

 これを受けて原子力規制委員会は、職員が事業者などと面会する際は、内容にかかわらず、必ず2人以上が同席し、面会時間が5分を超えた場合は内容を公開するなどと、面会のルールを厳しくすることを決めた。

 規制庁は、今後1週間以内をメドに、職員と事業者の過去の面会記録についてもホームページで公表する方針。

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