野口聡一さんがJAXA退職「1人の民間人として宇宙の盛り上げに関わっていきたい」
宇宙飛行士の野口聡一さんがJAXAを退職することを発表しました。
野口聡一さん「26年間、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
野口さんは去年5月に3回目の宇宙飛行を終えた頃から、後進に道を譲ることを考えていたと明かし、今後は、「1人の民間人として宇宙の盛り上げに関わっていきたい。次の世代に刺激を与える、研究・教育機関の仕事に関わりたい」と話しました。
また、「民間の世界に出て、もう一度もまれるのにいい時期。何をするのにも遅すぎるということはない」と次のステップに進む心境を語りました。
野口さんは1996年、宇宙飛行士候補者に選抜され、2005年、2009年、2020年と3度の宇宙飛行を経験しました。通算宇宙滞在時間は日本人歴代2位の344日あまりを記録しています。