強い勢力の台風7号は15日、紀伊半島にかなり接近し、上陸するおそれがあります。各地で線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性もあります。

現在も強風域に入っている伊豆諸島の八丈島から中継です。

八丈島の海水浴場の前に来ています。八丈島はすでにピークは過ぎているということですが、強風域にはいっているということもあり時折、突風のような風が吹くことがあります。

また、草が完全に倒れてしまっているんです。台風の風で強い風が常にあたっていたため、風がやんだ時も倒れたままになってしまったんです。

そして強い風が吹くと、砂浜の方から砂が飛んできて体に当たってきて痛い、そんな状況も起きています。

海を見てみると、少し落ち着いてきているようにもみえるんですが、まだうねりを伴っていまして、波消しブロックにかなり強く打ち付ける様子も確認できます。そのため、連日欠航している定期船は、15日も欠航が決まったということです。

波がまだまだ高く危険ということで、立ち入り禁止のロープが張られているんですが、島内の至る所で海沿いの場所で、立ち入りができない状況になっています。

八丈島では、いまのところ被害は報告されておらず、インフラ等にも影響は出ていないということですが、14日いっぱい風は強く吹き続け、波も高い状態が続くため、油断することなく十分に警戒してください。