大気の状態が不安定になり、東京や神奈川などでは雷を伴った非常に激しい雨が降り、住宅の浸水や交通機関のダイヤの乱れが相次いだ。

　気象庁によると、寒気と湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、東京や神奈川それに埼玉などでは夕方から局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降った。

　東京・大田区では、国土交通省が田園調布本町に設置した雨量計で、午後７時２０分までの１時間に１０１ミリの猛烈な雨を観測した。大田区では、合わせて２０棟の住宅が床上や床下まで浸水したほか、東急線や京王線などが一部の区間で運転を見合わせた。

　関東地方は、２１日にかけても引き続き山沿いを中心に大気の不安定な状態が続き、注意が必要となっている。