JR北の脱線事故 原因は積み荷の片寄り
おととし、北海道のJR江差線で起きた貨物列車の脱線事故で国土交通省の運輸安全委員会は、コンテナの積み荷が片寄っていたことが原因とみられるとする調査結果をまとめた。
この事故はおととし4月、北海道木古内町でJR貨物の貨物列車が脱線したもの。原因について運輸安全委員会はコンテナの積み荷が左側に片寄って積まれていたことなどから、カーブを走行した際、右側の車輪がレールに乗り上げ、脱線した可能性が高いとする調査報告をまとめた。コンテナの1つでは、左側に積まれた荷物の重さが右側の6倍以上になっていた。
JR北海道の管内ではおととし9月と今年6月にも貨物列車の脱線事故が起きている。