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米列車脱線 事故原因を本格調査へ

2015年5月13日 23:38

 アメリカ・ワシントンからニューヨークに向かっていた旅客列車が脱線し、少なくとも6人が死亡、140人以上がケガをした。フィラデルフィアの事故現場から木村真二郎記者が伝える。

 こちらではNTSB(=国家運輸安全委員会)が13日から本格的な調査を始める。原因については、車両の問題やスピードの出し過ぎ、または人為的な要因など様々なことが現時点では考えられるが、7両すべてが脱線し、そのうちの一部は完全にひっくり返っていることなどから列車はかなりのスピードが出ていた可能性もある。また、現場は復旧の見通しも立っていない。

 この路線はワシントンやニューヨークなどの都市を結ぶ乗客数のとても多い路線で、事故の惨状もさることながら、大動脈が遮断されるという事態にアメリカ社会は大きな衝撃を受けている。