×

墓参団の遺族らが北朝鮮に向け出発

2014年9月14日 11:56
墓参団の遺族らが北朝鮮に向け出発

 終戦前後に現在の北朝鮮で亡くなった日本人の遺骨が今も残されている問題で、北朝鮮で墓参りをするため、14日午前、遺族らが日本を出発した。

 今回、北朝鮮を訪れる日本人遺族は5人で、終戦前後の混乱の中で家族を失った人たち。北朝鮮には現在も2万1600人の日本人の遺骨が残されている(厚生労働省推計)。北朝鮮は日本政府に対し、拉致被害者の調査とともに、遺骨の問題についても調査すると約束している。

 遺族の受け入れは6月に続くもので、北朝鮮としては、今月中にも行われる調査報告を前に、問題解決に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。