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新宿御苑の蚊にデングウイルス 閉鎖を継続

2014年9月19日 19:58
新宿御苑の蚊にデングウイルス 閉鎖を継続

 東京都は、台東区にある上野公園で蚊に刺されデング熱に感染した可能性のある患者が確認されたと発表した。

 デング熱への感染が確認されたのは、埼玉県に住む20代の女性。女性は9月上旬に上野公園を訪れた際、噴水池周辺のベンチで蚊に刺されたという。これを受け、東京都は、午後2時から蚊の駆除を行った。これにともなう公園の閉鎖はせず、蚊へ注意を促す看板を設置して園内にある美術館や動物園も通常通り運営するという。

 一方、環境省は東京・新宿御苑(ぎょえん)で調査した結果、園内の2地点でデングウイルスを持った蚊が見つかったと発表した。新宿御苑は今月7日から閉園しているが、安全が確認されるまで当分の間、公園の閉鎖を続けることにしている。