将棋の8大タイトルのひとつ、王位戦の七番勝負は第2局が行われ、王位の藤井聡太五冠が挑戦者の豊島将之九段に勝利し、1勝1敗としました。

王位戦七番勝負の第2局は北海道札幌市の温泉地「定山渓」で13日から行われました。

対局では初日の13日からお互いに長く考え込む場面が見られ、その後、中盤戦を有利に進めた藤井五冠が14日午後6時21分、99手で豊島九段を投了に追い込み勝利しました。

藤井聡太五冠「（自分が）判断しきれないところが多かったなと思います。第3局にむけてよいコンディションでのぞめるようにしたいと思います」

これで1勝1敗となった王位戦。第3局は来週20日（水）と21日（木）に行われ、来週19日に誕生日を迎える藤井五冠にとって二十歳になって初めての対局となります。