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御嶽山噴火 長野・木曽町役場から中継

2014年10月1日 12:23

 1日、岐阜と長野の県境にある御嶽山の噴火発生から5日目を迎えた。長野・木曽町役場からNNN取材団の神浩司リポーターが中継する。

 木曽町役場では午前8時の開設を前に、1日も午前7時前から家族の安否や情報を求める人たちが足早に家族待機所に詰めかけた。先月27日の御嶽山の噴火後、先月28日から火山性微動の観測や有毒ガスの発生のため救助活動が阻まれていたが、1日午前6時から再開された。再開の知らせを聞いた行方不明者の家族らは歯がゆさから解放された一方で表情は硬いままとなっている。

 これまで家族の夜間の宿泊所として提供していた「杭の原」「中部」「農業者トレーニングセンター」の3か所も家族の負担や疲労を考慮し、日中も待機所として開放されることになり、計120人の家族らが行方不明者の安否と情報を待っている。

 木曽町役場によると、現在のところ、心肺停止状態で搬送された人の身元確認のために呼び出された家族はいないという。また、木曽町役場は、遅いとされていた救助活動の情報伝達を早期に家族に伝えられるよう国に要望したという。