先月２９日に行われた日本と北朝鮮の外交当局間会合の内容について、政府は１日、拉致被害者の家族らに対し説明を行っている。

　政府は北朝鮮の調査状況を確認するため、外務省の担当者らを平壌に派遣する方向で検討に入っているが、これについて１日午後１時から家族に説明しているものとみられる。

　拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は冒頭で、「平壌に調査団が入ることを考えると、具体的なことが見えるのではないかと感じる。北朝鮮の思うままに動かされるのではなく日本としてきちんと対応してもらいたい」と訴えた。説明は午後２時頃まで行われる予定。