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投資話で巨額損失 みずほ元行員を集団提訴

2014年10月7日 21:29
投資話で巨額損失 みずほ元行員を集団提訴

 みずほ銀行の元行員から投資話を持ちかけられ、巨額の損失を受けたとして出資者らが被害者の会を結成し、元行員とみずほ銀行に対して損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴えによると、出資者らはみずほ銀行の行員だった50代の男性から、「毎月3%の配当を約束する」などとファンドへの投資話を持ちかけられ、計約4億円を支払ったという。原告にはボクシング元世界チャンピオンの薬師寺保栄さんも入っており、4800万円の賠償などを求めている。

 この元行員をめぐっては、先月、会社役員の男性が2億6000万円をだまし取られたとして、警視庁に詐欺容疑で告訴し、受理されている。

 みずほ銀行は「訴状が届き次第、対応を検討いたします」とコメントしている。